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スピーキング

【保存版】英語が話せるようになる勉強法を超分かりやすく解説します。

更新日:

 

「英語を話せるようになりたいけど、どう勉強すれば良いか分からない。」

「そもそも日本にいながら英語が話せるようになるの?」

そういう疑問を持つ方も少なくないかもしれません。

本記事では、そんな方に向けて「英語が話せるようになるための勉強法」を徹底的に分かりやすく解説いたします。

Contents

日本国内でも英語は話せるようになる

結論から申し上げると、日本国内でも英語は話せるようになります。まずは以下の動画を見てください。

海外経験ほぼゼロだった頃の私の英語力

また、ほぼ海外経験ゼロの私の英語(2012年)はこのような感じでした。

まだまだ日本人のアクセントも強く、言葉に詰まる個所もところどころありますが、「自分の言いたいことを相手に英語で伝える」という観点で言うとほとんど問題ないように思います。

また、この時点で英語の資格試験で言うと留学前のこの時点でTOEIC970、英検1級、TOEFL103点(スピーキングは26点)でした。

今ほどYouTubeなどの動画コンテンツが発達していなかった当時でも、日本に居ながらここまで英語力を伸ばすことができました。

現在の私の英語力

そして現在の英語力はこんな感じです。日本でつくり上げた「英語が話せる」という状態を、長い時間をかけて磨き上げていった結果です。

日本で英語が話せるようになり、海外留学と海外就職を実現

 

私は22歳までほぼ海外経験がなかったいわゆる純ジャパですが、国内で英語を話せるようになることにフォーカスして勉強することで、オーストラリア国立大学院へ留学、そして現地オーストラリアでDeloitteという世界四大会計事務所へ就職することができました。総スタッフ8,000人以上のDeloitte in Australiaの中日本人はほぼ私一人という環境で、5年でマネージャーというポジションにも昇格できました。

 

日本にいながら、海外留学、そして海外キャリアを射程圏内に入れるくらい英語が話せるようになることは絶対に可能です。

なぜなら、海外にいようといなかろうと、英語を話すためにやるべきことは一緒で、それは国内でできるものばかりだからです。

今回は私が行った「英語が話せるようになる勉強法」を全て公開します。

 

英語が話せるようになるための全体像

英語が話せるようになる勉強法について話す前に、まずは「英語が話せるようになるための全体像」を理解しましょう。

「英語が話せるようになるとはそもそもどういうことなのか?」

「英語が話せるようになる仕組みって何?」

このような根本的なことから理解を深めていくことで、高速で英語が話せるようになる方法を導いていきまっす。

「英語が話せる」とはどういうことなのか?

英語が話せるようになる勉強法を考える前に、まずは「英語が話せる」とは一体どういうことなのかを考えてみましょう。

目標について明確に理解することで、効果的・効率的な勉強法を導くことができます。

「英語が話せる」とは一体どういうことなのか。これはズバリ

「英語の知識」を「素早く組み合わせる」ことができる

ことです。

例えば今あなたがカフェに居て、ものすごい美味しいコーヒーを飲んだとしましょう。すると、こんな感情が生まれると思います。

「これ、人生で飲んだコーヒーの中で間違いなく一番美味しいわ」

ここで、英語が話せる人は

This is hands down the best coffee I've ever had in my life.

といった英文を作成し発話する作業を一瞬で行っています。

これは、もう少し細かくブレークダウンすると、「人生で飲んだコーヒーの中で間違いなく一番美味しい」という感情を表現するために

頭の中にある英単語や文法などの知識の中から、最適なものを一瞬で組み合わせているわけです。

言い換えれば、英語を話せない原因は

知識不足:頭の中に知識がそもそもないため、最適な英文を作り出すことができない

瞬発的な英文構築能力の不足:頭の中に知識はあるが、知識を組み合わせることに時間がかかる

の2つになります。

英語が話せるとは英語の知識素早く組み合わせることができることであることがよく理解できたと思います。

「英語が話せるようになる」仕組みとは?

英語が話せるとは何かを理解した後は、「英語が話せるようになる仕組み」について理解しましょう。

勘の鋭い方はもう既に理解できているかもしれませんが、英語が話せるようになる仕組み、それは

英語の知識の習得し、その知識を使って瞬発的に英文を構築できるようになるための練習をすることで、素早く英語を口からアウトプットできるようにしていくことにあります。

つまり

1. 英語を話せるようになるための知識を習得する

2. 英語を話す練習をする(瞬発力強化)

 

この二つを実践することで、英語は話せるようになります。私も、正直この2つしかしていません。いたってシンプルです。

英語が話せるための知識が足りないなら、知識を増やせばいいわけですし、知識は十分あるにも関わらず話せない場合は、その知識を上手に組み合わせるための練習をしてあげればいいわけです。どちらも中途半端な状態なのであれば、この二つをバランスよく学習していく必要があります。

簡単ですよね。「英語が話せる」とは何かを整理することで、「英語が話せる仕組み」が理解できます。

すると、具体的な「英語が話せるようになるための勉強法」が、自然と見えてくるわけです。

 

英語が話せるようになるための勉強法

ここからは英語が話せるようになる勉強法について、以下の二つに分けて具体的にお話ししていきます。

1. 英語を話せるようになるための知識を習得する~3つの知識と勉強法
2. 英語を話す練習をする(瞬発力強化)~2つの勉強法

 

1. 英語を話せるようになるための知識を習得する~3つの知識と勉強法

まずは英語を話せるようになるための知識を習得していきます。

英語を話せるようになるために必要な知識は以下の3つです。

  1. 英単語
  2. 英文法
  3. 発音
  4.  

「なぜ」これらの知識が英語を話せるようになる上で必要なのかを説明しながら、それぞれの知識習得において効果的な勉強法を解説していきます。

英単語の勉強法

英語を話せるようになるには、英文まずは一つ一つの英単語の音を正しく知る必要があります。例えば先ほども使用した以下の例文を見てみましょう。

This is hands down the best coffee I've ever had in my life.

これ、人生で飲んだコーヒーの中で間違いなく一番美味しいわ

「このコーヒーめちゃくちゃ美味しい!」という感情を表した英文です。英語を話せる人はこうした英文を瞬間的にアウトプットできるわけですが、当然この英文で使われている英単語が頭にあるからこの英文が作成できるわけです。

これは: This is...
間違いなく: hands down
一番: the best
コーヒー: coffee
これまで飲んだ中で: I've ever had
人生で: in my life

上記のように、自分の伝えたいことの感情を表す際に必要な英単語が頭にストックされていなければ、それを表現することはできません。つまり、英単語がないと英語が話せないわけです。

また、ここでは「日本語→英語」で書いていますが、最終的には「伝えたいイメージ→英単語」のように日本語は一切介さずに英単語を引き出せるようになります。

では、どのように英単語を勉強していけばいいのか?

英単語の勉強法は

英単語帳を一冊選んで、とにかく高速で何周も何周も回転することで、一気に効率よく大量の英単語を暗記する

というものです。

おすすめの英単語帳に関しては以下の記事にまとめています。

【永久保存版】おすすめ厳選英単語帳11選!(全レベル対応)

こんにちは!ATSUです。 今日は私が今までに使用してきたおすすめの英単語帳を、全て公開します!! 世の中にはたくさんの ...

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英単語が中々覚えられないという方は多いと思いますが、英単語が覚えられない理由はその人の記憶力が悪いからではなく、

正しい記憶の法則に従って、正しいアプローチを適用していないからです。

簡単に言えば、暗記というのは、暗記にかけた時間ではなく、暗記しようとした回数に比例します。

例えば、100個の単語を覚えようとしたときに、

1語に2分かけて全て一回で覚えようとした場合 と 1語に30秒しかかけない代わりに4周して覚えようとした場合では、どちらも所要時間は200分ですが、後者の4周して覚えようとした方が記憶の定着が良いわけです。

なので私は以下の英単語勉強法をお勧めしています。

一語最大30秒で、各単語に対して以下の3つのことを行う

  1. 単語を見て”意味"を確認する
  2. 意味をイメージしながら"発音"する
  3. その単語を使った"文を作る"

この作業を何度も何度も行うことで、誰でも確実に英単語を覚えることができます。

また、この英単語の勉強法は、「英語が話せる」ようになることに対して最適化された勉強法です。意味をイメージしながら発音することで日本語を介在させない状態発音の向上を達成します。

英単語を使って実際に文章をつくることで、知識習得の段階から英語を話す練習を同時並行的に行います。

この英単語の勉強法は以下の記事や、書籍『Vocabularist』に詳しくまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてください。

【10000語覚えた私が語る】英単語の勉強法完全公開!暗記を超効率的にする 3つのステップ

こんにちは!ATSUです。 皆さんは英単語を覚えるのに苦労していませんか?何千語もある単語をただただひたすら暗記する作業 ...

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英文法の勉強法

英単語を覚えるだけでは、英語が話せるようにはなりません。なぜなら

英単語は正しい順番に並べられることではじめて、誰が聞いても同じように理解してもらえる英文になるからです。

適切な英単語が頭の中にあっても、例えば

『In my life coffee this is hands down I've ever had the best』

のようにただそれぞれの英単語を並べただけでは、正確に自分の話したいことを相手に伝えることはできません。

英語は、英単語を「英文法」という語順のルールに従って並べることで、初めて聞き手がその意味を理解できるようになるのです。

英文法の勉強法は以下の通りです

【2か月で英文法を全て覚える~3STEP】

1. 文法書の各事項が説明している内容を細部まで理解し、自分で簡単に説明する
2. 理解した文法事項を使って、実際に文章を作成する
3. 作成した英文を、何度も口に出して言ってみる

英文法というのはルールなので、英単語の勉強と違い理解することが重要となります。

スポーツでもルールをそのまま丸暗記するのではなく、ルールをしっかり理解するところから始めますよね。

また、この英文法の勉強法でも、「英語が話せる」ようになることを強く意識しています。

文章作成、そして実際に口に出すことで、話せるようになることに矛先を向けながら知識の習得を進めていきます。

より細かい英文法の勉強法については以下の記事にまとめています。

【英文法勉強法】2か月で文法を「完全」に「身につける」学習3つのステップを公開!!

こんにちは!ATSUです。 今回は2か月で英文法を全て覚えるためのとっておきの3つのステップについてお伝えしようと思いま ...

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発音の勉強法

文法ルールに従って適切な英単語を配列することができたら、次に考えなければいけないのが「発音」です。

英語を話して相手に伝える場合、私たちは情報を音に変換して相手に伝えますので、下記のような適切ではない音に乗せて発生してしまうといくら英単語や英文法のルールに則っていても相手はその意味を理解することができません

This is hands down the best coffee I've ever had in my life.
ズィス イズ ハンズ ダウン ザ ベスト コーヒー アイヴ エバー ハッド イン マイ ライフ

こんな風に読んでも、相手は「???」となってしまいます。こうなると、英語が話せるとは言えませんよね。

英語話者が聞いて分かるようにするためには、英語話者が普段話しているような発音を学び、それに沿って発生する必要があります。

相手に伝わる英語を話すには大きく分けて2つの観点から発音を学ぶ必要があります。

1. 一つ一つの英単語の適切な発音~発音記号
2. 音の繋がり・脱落の法則
1. 一つ一つの英単語の適切な発音~発音記号

まずは一つ一つの英単語の音を正しく知る必要があります。例えば「apple」という英単語があったら「アップル」と発音するのではなく、付属音声のように「ˈæpl」と発生する必要があります。

この一つ一つの英単語の適切な発音ができるようになるためには、「発音記号」を覚える必要があります。アップルであれば「ˈæpl」が発音記号です。

この発音記号は、本サイトの中でも全て無料で公開していますので、ぜひご活用下さい。

【全てに音声付き】英語の発音を良くしたいなら「発音記号」を覚えよう

こんにちは!Atsuです。 今回は、英語の正しい発音を身につける上で非常に重要な要素である「発音記号」について、詳しく解 ...

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初めから自分で完ぺきに発音するのは難しいと思うので、できる限り発音記号に近づけることを意識しながら、英単語を発音していきましょう。

2.音の繋がり・脱落

発音記号をしっかりと覚えれば、あとは「音の繋がり・脱落」について理解すれば、英語が話せるようになる上での発音知識はばっちりです。

音の繋がりや脱落が何かについて理解するために、以下の英文を見てください。

 

Tell her I miss her.

- 彼女に会いたいって伝えておいて。

※miss = ~がいなくて寂しく思う=会いたい

 

これを一つ一つ発音記号通りに発音すると

tel hər  mɪs hər

テル ハー アイ ミス ハー

となります。しかし、実際には

Teller I misser(telər  mɪsər) 

テラー アイ ミサ―

のように聞こえます。

です。これは、tell と her、miss と her が繋がって、かつher の h の音が脱落して、このように聞こえるようになっています。

ネイティブが英語を話した時に、簡単な英語なのにも関わらず全然聞き取れないことがある理由はこのためです。

英語が話せるようになることを考えた時に、彼らの普段の英語に近い発声を行う方が、あなたの話す英語を理解してくれる確率は高まります。よって、よりコミュニケーションをスムーズにするために「音の繋がり・脱落」を学びましょう。こうした音の繋がりや脱落には一定のルールが存在するので、それを勉強してしまえばあとは練習するのみです。

この法則については以下に分かりやすくまとめています。

【応用編】英語の「音の変化」|リエゾン、リダクション、フラッピングについて

こんにちは! ATSUです。 それでは引き続き、英語の「発音」に関して解説していこうと思います。(まずは【基礎編】の記事 ...

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まとめると

「英単語」「英文法」「発音」

この3つが、英語が話せるようになるために必要な知識であり、これらを上手に組み合わせることができれば、それは「英語を話せる」ことを意味します。

ここまでで

「英語が話せる」
「英語が話せる仕組み」
「英語が話せるようになるために必要な知識と勉強法」

について明確化しました。

ここまでくれば、あとは英語を話す練習をする(瞬発力強化)だけです。見ていきましょう。

 

英語を話す練習をする(瞬発力強化)~2つの勉強法

英語がはなせるようになるための知識を習得したら、あとは

この3つの知識(英単語・英文法・発音)使ってとにかく話す練習をすること

が重要になってきます。

先ほどの3つの要素を習得しても、「知識を使って話す練習」を十分にしないと英語は話せません。

なぜなら、英会話は全て瞬発的に行われるため、瞬発的に英単語、英文法、発音という3つの知識を組み合わせる必要があり、それを実現できるようになるためには大量にアウトプットを行う練習が必要だからです。何分間も時間をじっくりかけて文章を作り、それを声に出すことができても、それは「英語を話せる」とは言えません。

実際、「英語がなかなか話せるようにならない」という多くの人は、圧倒的に練習量が不足しています。知識を大量に習得しても、練習を怠ればそれはただの知識で終わってしまいます。

「アウトプットの練習は海外でしかできないのでは?」と感じた人もいると思いますが、そんなことはありません。

日本にいながらでもできる「英語を大量にアウトプットして、話せるようになるための勉強法」をここから詳しく解説していこうと思います。

行うことは、以下の二つです。

1.独り言
2.オンライン英会話

3つの知識を習得した状態でこれら二つを継続的に実施すれば、半年~1年でおおよそ自分の言いたいことは瞬発的に言える状態になるはずです。

話せるようになるための勉強法① 独り言

「英語が話せる状態」をつくるためには「瞬発的に知識を組み合わせる練習」が必要だという話をしました。

実はこの練習、英語の先生がいなくても、ネイティブがいなくても、話す相手がいなくても、行うことができます。

一人である情景をイメージしながら、英単語、英文法、発音の知識を使って英文を作り、口に出すという練習をどんどん行う。

私はこれを「独り言」と称し、「カフェで勉強する時」、「通学中の電車の中」、「シャワーを浴びているとき」など...、隙あらば徹底的に、一人の時はずっとこれを行ってきました。そしてその効果は抜群です。なぜなら、同じことを何度も何度も、周りを気にせず言う練習ができるからです。

ネイティブが目の前にいると「英単語・英文法・発音」を意識して、それを使えるようになるための練習を繰り返し行うことはできませんよね。

目の前に生身の人間がいないので、自分が苦手な発音や口からスムーズに出てこない英語表現があれば、気のすむまでぶつぶつ繰り返すことができます。

自分の作り出す妄想次第では、好きなトピックを選んで話すことができるのもメリットです。

「そんなこと言われても、いきなり英語で独り言をしろと言われてもできない」

と思う方もいるかもしれません。

そんな方には5W1Hを意識した勉強法をお勧めしています。

独り言勉強法①:「英語で独り言をしようとしても単調な文章ばかりになってしまう」

5W1Hとは、

「なにを(What)、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なぜ(Why)、どのように(How)」

という6つのを意味する言葉で、情報を伝える上でポイントとなるものを頭文字にしたものです。

例えば、「今日やるべきこと」というテーマを設定して、5W1Hを意識して話せるようになるための勉強をしていきましょう。

まずは、何を(What)するのか?たくさんやることがあれば、こうやって言えばいいでしょう。

I have a lot of things to do.

やることがたくさんあるんだ。

次に、いつ(When)それをやるのか、説明して見ましょう。

Today, I have a lot of things to do.

今日はやることがたくさんあるんだ。

これでも良いですし、少し中級~上級者の方は

I've checked off a lot of things on my to-do list this morning, so I'm planning on doing something else to chill out this afternoon.

今朝はやるべきことを沢山終わらせたから、午後は違うことしてリラックスするよ。

のように長い文章をつくってもOKです。何をいつする(した)のかを軸に英文を一人で作って、言っているイメージです。

最初はゆっくりと文章をつくり、それを瞬発力を鍛えることを意識して何度も言うことで、知識を組み合わせて「英語が話せる」状態をつくり上げていきます。

独り言の具体的な勉強法については以下により詳しくまとめています。

IELTS8.5の純ジャパが英語のスピーキングを「独り言」で伸ばす練習法公開

こんにちは!Atsuです。 今回は、英語のスピーキングを独学で上達させるために最も効果があったと確信している「独り言」の ...

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独り言勉強法②:「独り言では自分の英語のミスに気づけないのでは?」

独り言では、自分の英語が間違っていても誰も指摘してくれないので、不安になる方もいるかもしれません。しかし、英文法学習を終えた後であれば、少なくとも英文法の観点でミスがあった際に気づくことができます(気づけないのであれば、まずは英文法の知識を固めるべきです)。

また、適切な英単語の選択は、実際の会話や英語のソース(映画や音楽、資格試験など)を通して徐々に最適な語彙の選択を行う感覚が身についていきますので、初めから完ぺきを目指す必要はありません。

普段の独り言の英語が完璧でなくても、最低限文法的に正しい英文を自分一人で作ることは絶対に可能です。その独り言の英文を、少しずつ英語に沢山触れる中で研ぎ澄ませていけば、自分の話せる能力もどんどんレベルアップしていきます。

 

話せるようになるための勉強法② オンライン英会話

「独り言」英会話の問題点

私の英語力の根幹は「独り言」により形成されたと断言できます。

しかし、そんな「独り言」勉強法にも欠点があり、それを補填する形で私はオンライン英会話を利用しています。その問題点というのは

相手の発言に対する瞬発力

です。

独り言は瞬発力を鍛える上でとても効果的ですが、相手の発言に反応してアウトプットするわけではないため、何か不意に投げられたボールを打つような瞬発力は鍛えることができません。このような問題点に対処するために私が積極的に利用していた、また今でも毎日利用しているのがオンライン英会話です

オンライン英会話の使い方

オンライン英会話は、自由英会話を行うだけでも相手の発言に対する瞬発力は伸びていきます。

しかし、オンライン英会話の効果を最大化するためには、自分で主導権を握って会話をすることが必要です。

そしてそれを実現するためには「事前にトピックを用意して、話の内容をイメージしておく」ことが重要です。

これをしないと以下のような会話になってしまいます。

先生「自己紹介してください」
Atsu「私の名前はAtsuです。日本出身で...」
先生「あなたはペット好きですか?犬とか」
Atsu「犬?え、あ、はい、好きです。」
先生「もう時間だね。バイバイ」

こういう、自己紹介をして、どうでもいい話をして終わるということになります。

また、このように相手に話の内容を任せると、ずっと相手が話す時間が必然的に多くなります。

これでは、いつまでたっても話せるようにはなりません。

なので、毎回自分が苦手な分野や、話したい内容を用意し、独り言で練習をある程度した状態でオンライン英会話に臨むようにすると効果的です。

より詳しい解説は以下の記事を参照。

【オンライン英会話】が超効果的になる使い方を徹底解説する

こんにちは!Atsuです。 今回は今流行りのオンライン英会話についてお話します! 私は英語のスピーキングを伸ばすために「 ...

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おすすめのオンライン英会話

私が個人的に使用しているオンライン英会話はCamblyです。このオンライン英会話サービスを私が選択した理由は二つです。

一つは、いつでもアプリで簡単に英会話ができることです。オンライン英会話サービスの多くは、講師を事前に予約する必要がありますが、Camblyはそれが必要ありません。今誰かと話したい。そう思った瞬間に、アプリでオンラインの講師を見つけ、電話することができます。このような柔軟性があることで、ムダなストレスなく、英語学習に集中することができます。

二つ目に、全員がネイティブ講師であるということです。個人的には、ネイティブから学べることと非ネイティブから学べることの間にはものすごい大きなギャップがあると感じています。表現や発音、ニュアンスに関する理解などは、ネイティブに勝るものはありません。

ずっとCamblyを愛用してきた私は、現在Camblyと公式に提携させていただいており、紹介コードとして「atsueigo」をいただいています。これを入力していただくと15分間の追加無料体験が受けられますので、ぜひ英語の練習に使ってみてください。

 

英語を話す練習がリーディング、リスニング、ライティング能力の底上げに繋がる理由

「英単語・英文法・発音」の3つの勉強を行い、2つの方法を使って話すための練習をするという内容でここまで解説してきました。

私の運営するYoutubeチャンネル(Atsueigo)でも「英語を話す」ということにずっと焦点を当てています。

実はここには大きな理由があります。それは、「英語を話すことに焦点を当てた学習を行う」ことは、他の3技能に多大なポジティブな影響を与えると、私自身10年以上英語学習を行ってきた中で強く感じているからです

「英語を話すことが与える他の3技能へのポジティブな影響」は下記です。

リーディング:英語を話す様な感覚で意味を理解することができる(話すことができる文章はスムーズに理解できる)
リスニング:聞き取り能力の向上(自分が発音できる音は聞き取れる)
ライティング:話すような感覚で英文を書くことができるようになる(とにかく速い)

リーディングとライティングの運用には「発音」の知識・練習が必要とされないため、この二つを集中的に行っていても「発音」の知識が必要なスピーキングとリスニングへの波及効果は薄いです。また、スピーキングは冒頭でも申したように「瞬発的さ」が求められるため、他の3技能に比べてより高い精度での「英単語・英文法」の習得が要求されます。

上記の理由から、主にスピーキングに焦点を当てた勉強に時間を割くことで、海外に出たことがない時期からTOEFLや英検といった、英語の4技能が問われる英語試験でも高い点数を取得することができました。

英語を話す練習と並行して「英語を話すことを意識した英単語学習」をすることの重要性

ここまで、「英語を話せるようになるための勉強法」についてお話ししましたが、大量の学習が必要となる「英単語学習」の段階から話すことを意識するようにしてください。大量の学習の中で話すことを意識することは、話せるようになる上で大きな貢献をしてくれることでしょう

大学受験で本格的に英語学習をはじめ、その後TOEICやTOEFL、IELTS、またオーストラリアで勉強、仕事する中で約20,000語の英単語を暗記してきた私が、英単語の暗記について『VOCABULARIST』という書籍の中で徹底的に解説していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

VOCABULARIST ただしい英単語学習の方法がわかる本

「独り言とオンライン英会話」をやりつつ「英単語を覚えるところから話すことを想定した勉強をする」ことで、飛躍的に英会話能力を伸ばすことができます

 

Atsueigoは「英語を話せるようになりたい」あなたを応援するコンテンツが満載です。

私は英語を「話せるようになること」に焦点を当て、10年間以上英語学習を行ってきました。

同時に英語を勉強してきたにも関わらずなかなかしゃべれないもどかしさや、純ジャパで海外に挑戦することがいかにチャレンジングなことかも理解していますので、私の運営するAtsueigo.comYoutubeチャンネル、また自費出版という形で出版した本では特に「英語を話すこと」にフォーカスを当ててデザインしています

また、Twitterでは毎日英語学習のTipsや私の過去の体験、今取り組んでいるプロジェクトの報告などを積極的に行っています。ぜひ長期間の継続が必要とされる英語学習のモチベーションを保つために活用してください。


 

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