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【勉強・作業にすぐに活かせる】集中力を爆上げ&持続させるたった3つの方法

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こんにちは。Atsuです。今回は“集中力”を向上・持続させる方法について紐解いていこうと思います。今回レクチャーする方法は、すぐに勉強や作業に活かしてもらえるので、ぜひ実践してみてください。それでは参りましょう!

皆さんこんな経験はありませんか?

勉強や作業を始める前に、気合いを入れて集中できそうなスペースを確保し、温かい飲み物を準備して...

納得のいく環境が整ったら、いざ勉強や作業を開始する。このように"集中"するための環境作りは多くの人がしているのではないでしょうか?

しかし、1時間くらい経つと

スマホの通知が鳴る→スマホに意識がもってかれる→しばらくスマホを触ってしまう

あれだけ環境を整えることに時間をかけたのにも関わらず、たった1件のスマホの通知でぷつりと集中力が切れてしまう。そしてもう一度集中するまでにまた時間と労力がかかってしまう。

勉強や作業をする”雰囲気”の中でただ時間だけが過ぎていき、「あ、もう5時間も経ったのか。結構できたな」なんて思ってしまうわけです。

果たして本当に集中して取り組んだ5時間なのでしょうか?

生産性=集中力×かけた時間

皆さんお気づきのように、私たちの生産性というのは=かけた時間ではないのです。

生産性=集中力×かけた時間
のかけ合わせで生まれます。つまり量×質のかけ合わせということです。こうした生産性の高い時間のことを
 
deep work や productive timeという風に呼びます。
 
 
ある研究によると、1日当たり8時間労働したとしても、productive timeに換算すると平均たった2.5時間しか働いていないと言われています。驚きですよね。
 
ゆえに、机の前に8時間、またや10時間いたとしても
このproductive timeが伸びないとただ時間だけを消費していることになってしまうのです。
 
このproductive time を向上させる大事な要素が今回お話しする「集中力」なのです。
 
誰でも実践できる集中力を爆上げする3つの方法をご紹介していきます。

1.やるべきことを1つに絞る

1つ目は、「やることを一つに絞る」ということです。

”マルチタスキング”という言葉、よく聞きますよね。1度に複数のことを同時並行でやることです。

しかし、マルチタスキングというのは、神経学的にはありえないことだそうです。一見、複数のことを同時にやっているように見えても、実際、脳は注意の対象をスイッチングしているにすぎないのです。

 

例えば、電話をしながら英単語を覚えるとしましょう。単語を覚える動作をしていたとしても、実際には電話にほとんどを気を取られて、単語は1ミリも覚えられてないのです。

 

そして、このスイッチングにはコストがかかります。このコストは”Cognitive Switching Penalty” ”Context Switching Penalty ”という風に呼ばれています。

 

私たちはスイッチングをする際に、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力に必要なリソース(working memoryと呼ばれる)を追加的に使ってしまっていることになります。

 

例えば、英文を読んでいる間にLINEの通知が鳴って、その通知を見てすぐに消したとしましょう。本当に一瞬の出来事ですが、この一瞬の間に集中力は一度切れてしまっているのです。すぐに英文に戻ろうとすると「あれ、どこまで読んだっけ」となって結果的に追加的なコストが発生しています。

 

つまりこのスイッチング”のコストを削減できれば、集中力を必然的に高められるのです。それが「やることを一つに絞る」という方法です。

 

その場でやるべきことをごちゃまぜにするのではなく、「この時間は英単語だけ」というように一つのことにフォーカスする方が圧倒的に勉強効率が上がり、集中力を維持することができます。

 

2.ポモドーロを駆使する

ポモドーロとは何か?

ポモドーロとは、1980年代後半に作られたメソッドのことです。

簡単に説明すると、”ポモドーロ”とは、

一定の時間制限を設けて、その制限時間の中で自分の学習目標を達成する」これを繰り返し行うという手法です。

例えば、30分間と時間を設定し、その時間の中で自身で決めたやるべきことを達成する。そしてそれを4セットやる。これが一連の流れです。簡単ですよね!

 

時間のプレッシャーがあることで、終わりがあることを意識して学習・作業ができるので、だらだら長時間やるより圧倒的に集中力が上がります。私も普段からやっていて、作業をする際は必ずiphoneのタイマーをセットし、やることを1つに絞った上で取り組んでいます。

 

ここからはポモドーロの実践方法を説明していきます。

まず第一ステップは、

やるべきことと目標を決める

です。やるべきことは必ず一つに設定しましょう。理由は先ほど説明した通りです。また目標は、単語学習などのインプット系作業であれば、達成できたか数値化できるように具体的に設定しましょう。

例えば、英単語帳をただただ読むのではなく、”単語30個”などと具体的な数値で目標を設定するということです。

 

一方アウトプット系のもの。英語学習でいうと、シャドーイングやエッセイなど...こちらはなかなか数値化は難しいと思います。しかし、時間制限を設定するメリットはこちらにもあります。時間のプレッシャーがあるだけで集中力が持続しやすくなるため、効果的であることには変わりありません。

 

続いて第二ステップ

タイマーをセットし実行するだけ

iphoneのタイマーで用は足りますが、ポモドーロ用のアプリもあります。下の画像をクリックすると、app storeに飛べます。気になる方は!

私は30分~1時間程度で時間を区切って、5~10分の休みを取るようにしています。このセットを4~6セット行った後は、30分の少し長めの休憩を取ってまた同じ作業に戻っています。ポモドーロの全体を理解できたでしょうか?

こちらも普段の勉強や作業にすぐに実践できる方法なので、ぜひ取り入れて見てください!

3.意識的な練習を繰り返す

集中力を高める3つ目の方法は、「意識的な練習を繰り返す」です。

これまで集中できず、困っていた人がいきなりポモドーロを10回やろうとしても、かなり厳しいと思います。何事もみんな最初はできなくて当たり前です。

私も最初は1時間勉強するのがやっとでした。1日3時間勉強するなんて無謀だと思っていた身です。

しかし、ちょっとずつ集中できる時間を増やし、ちょっとずつ集中する時間を伸すことで、長い時間誘惑に負けることなく集中し続けることができるようになりました。

これは、回数を増やし時間を伸ばす ことを意識的に練習したからです。

例えば、1日1回ポモドーロを1週間続けられたら、1日2回に増やしてみるとか。30分集中できるようになったら、次は1時間にチャレンジするとか。このように意識的に集中できる量を増やすのが成功のカギです。

 

よく私が1日6時間勉強しろと言ったりすると、「みんながそんな長時間の勉強に耐えられるわけがないから、現実的じゃない」と言われることがあります。

今の自分にとっては非現実的かもしれません。しかし未来の自分はどうでしょう?日々の意識的な努力の積み重ねで現実にすることができます。これは断言できます。

自分の中の固定観念にとらわれて、最初から無理と決めつけるのはとてももったいないです。「できるようにするためには何をすべきか?」こう考えられる人は何事も伸びます。

おわり

いかがだったでしょうか?今回は集中力を向上・持続させる3つの方法を紹介しました。意識的に取り組んでいけば必ず効果はでます。一緒に実践して英語学習をもっと効率的に行っていきましょう!

また、今回の内容を詳しく解説しているYouTubeはこちらです。ぜひチェックしてみてください!それでは!

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