こんにちは!ATSUです。
英語を勉強していてよく迷うこと、それは「副詞の位置」です。例えば "It will also be good"なのか、"It will be also good"なのか…
んー、迷ってしまいますね(笑)
意外と難しいこの副詞の位置の問題は、実は7つのルールさえ覚えてしまえば解決できるんです。今回はその7つのルールをご紹介します。
そもそも副詞とは?
副詞というのは、動詞を修飾して動詞の状態を表したり、形容詞を修飾して形容詞の程度を表したりすることができます。
また、名詞を修飾して限定したり強調したりすることもできます。
He speaks slowly.
【形容詞を修飾する例】
It is extremely hot today.
【名詞を修飾する例】
Even native speakers make mistakes
副詞の位置について
副詞の位置が文の意味を左右する例
副詞は基本的に修飾する語句に出来るだけ近く置かれます。これは文章の意味が副詞の位置によって変化することがあるからです。
以下の4つの文章を見てみましょう。
"He only gave me a present."「彼はプレゼントをくれただけだ。」(それ以外はなにもしてくれてない)
"He gave me only a present."「彼はプレゼントだけをくれた。」(それ以外なにもくれなかった)
"He gave only me a present."「彼は私にだけプレゼントをくれた。」(彼はほかの人にはくれなかった)
このように、文章の意味が副詞の位置によって変化することがあります。
副詞の位置が文の意味に影響を与えない例
しかし副詞の位置が動いても、文章の意味が大きく変わらないこともありあます。
例えば、
We finally decided on the plan.
We decided on the plan finally.
これは全て「ついに計画を決定した」という意味ですが、副詞の位置が変化しています。
こうしたことから副詞の位置は混乱を招きやすく、間違いにもつながりやすい部分です。
副詞の位置に関する7つのルール
動詞を修飾する場合
まずは動詞を修飾する場合から見ていきましょう。
ルール1. 自動詞の場合
自動詞(目的語を取らない動詞)の場合は基本的に動詞の直後に副詞が来ます。
She walked slowly.
The plane arrived late.
They studied hard.
ルール2. 他動詞の場合
他動詞(目的語を取る動詞)の場合は基本的に目的語の直後後に副詞が来ます。
She sang the song well.
He replied to the email immediately.
He took the matter seriously.
ルール3. 時と頻度を表す副詞(never, always, sometimes, rarely, seldom, finally 等)
助動詞とbe動詞の場合:動詞の直後
その他の動詞:動詞の直前
He is usually late.
It is always important to think this way.
It will also be good.
It can also be correct.
He finally decided on the plan.
ルール4. 形容詞や副詞を修飾する場合
形容詞や副詞を修飾する場合はその直前に副詞が来ます。
We can make an impact that matters extremely easily.
ルール5. 名詞を修飾する場合
名詞を修飾する場合は名詞の直前に副詞が来ます。
Only he gave me a present.
その他のルール
ルール6. 副詞を強調したいときは主語の前に置く
Yesterday I went to his place.
ルール7. 動詞と目的語の間に副詞を入れてはいけない
✓I entirely understand the situation.
まとめ
いかがでしたか?
今回は混乱を招きやすい副詞の位置についての7つのルールをお話ししました。これでIt will also be goodなのかIt will be also goodなのか迷うことはありませんね。あとは何度も使って、自分の感覚に落とし込んでいくだけです。
様々なパターンで副詞を使用して、位置のせいで不安にならないような状態を作り上げましょう!それでは。