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【暗記法③】情報量が多すぎ!大量の情報を楽に覚える勉強法を公開

更新日:

こんにちは、Atsuです。

ついに暗記法三部作の最終章です。暗記を困難にさせている原因として

①時間が経つと忘れてしまう②情報が似ている③情報量が多い

この三つが挙げられることがわかりました。今回は、3つ目の「情報量が多い」と言う問題点に対して私がどうやって対処してきたかについてお話します。

全ての暗記を気合いでなんとかしようとしてきた人は、今回の記事を参考にして少しでも楽な暗記方法を見つけて下さい!

大量の情報を覚える最高の解決策は「覚える量を減らす」ことだった

私は大学を卒業してから院に留学するまで1年間の準備期間があったのですが、その時に米国公認会計士という資格の勉強をしていました。テキストは全てアメリカのBeckerという専門学校から取り寄せたでのすが、初めてそのテキストを見た時にあまりの分厚さと文字の細かさに圧倒され、心が折れかけました。笑

このテキストが4冊あったわけなのですが

「この量を気合いだけで乗り切るのは無謀だ。」

と私に一瞬で悟らせるには十分すぎる情報量の多さでした。

そして最終的に出した結論が

「覚える量を減らす」

というとてもシンプルなものでした。覚える量が多すぎることが暗記を困難にさせているのなら、覚える量を減らせばいい。

これはヤマを張って勉強をサボることではありません。あくまでテキストの中身全て暗記することを目指した上で、どうやったら覚える量を減らせるのか、その具体的法について話します。

大量の情報をコンパクトにする裏技的方法二つ

それでは早速情報量を減らす具体的方法について話していきます。

ここにABCDという情報があったとします。この時、情報の数はいくつですかと聞かれたら、情報量は4つということになります。

しかし、もしこれが情報間に何か関連性があって、

「AとB」
「CとD」

といったようにグループで括ることができたなら、これは情報量は2つになったことになります。↓

できるだけ情報量を少なくするためには、関連性を見つけ、グループ化してカテゴライズしてあげればいいんです。

【情報量をコンパクトにする方法①】

関連性を見つけ、グループ化する

もしくは、各情報間に共通項や展開性があった場合、矢印でつなぐことによりAからB、BからC、CからDといったような一本のフローができることになります。

4つのバラバラの情報として捉えるのではなくて、このように関連性、かつ流れを見つけてあげると、「4つのステップのある一つのフロー」として覚えられるわけです。

このように、暗記する情報量が多い場合にはそれぞれバラバラのものとみなさない。どこかに関連性がある場合には、矢印を使って情報をリンクさせ、量をコンパクトにするのが大事なんです。

【情報量をコンパクトにする方法②】

矢印などを使い情報を紐づける

実際に私のテキスト見るとわかるように矢印を使って情報を紐付けていることが多々あります。

ページを開くごとに紐づいた情報が出てきます。

こうすることで、ABCDと

似て見えていた情報に、ストーリー性を持たせることができる、

というメリットも出てきます。それぞれの情報の共通点、違いを意識して覚えてるので、単に情報がコンパクトになるだけでなく違いを意識することで暗記の作業自体が楽になってきます。

なので、この「矢印で情報を紐付ける」という方法は、「③情報の量が多い」だけでなく「②情報が似ている」という問題点にも対処していることになります。

まとめノートは作らない!テキストにまとめていくことが効率的すぎる理由

さて、ここまでいくつか暗記のコツについて書いてきましたが、よく「②情報が似ている」「③情報の量が多い」という二つの問題に対処するために「まとめノート」を作るという人がいます。

私の個人的な意見としては、この「ノートに情報をまとめる」という行為は非効率的だと考え、自分自身はまとめノートを作成したことは一回もありません。

この辺りは結構、好みの問題になってくるとは思うのですが、まとめノートを作るくらいなら、テキストに書き込んで、テキスト上にまとめノートを作成するイメージで書き込んでいった方が何倍も効率的だと考えています。

なぜ私がまとめノートを別に作成することは非効率と考えるのか、その理由は以下の二つです。

【まとめノート否定派の理由】

1.情報のソースが複数箇所にあると復習時に手間
2.ノートのみでは情報の深掘り作業ができない

1.情報のソースが複数箇所にあると復習時に手間

まとめノートを別にこしらえるということは、つまり情報が複数箇所に存在している、散っているということになります。

「まとめノートを見ていたけど、もう少し詳しく知りたいからテキストに戻ろう」

この、「テキスト↔︎まとめノート間の移動」が、私は手間だと思うんですね。

しかし、先ほど述べたようにテキストの上からまとめノートを作ってあげると、情報の存在場所が一つということになります。自分でまとめた部分を見ている時も、もうちょっと詳しく知りたくなったら少し目線をずらせばすぐに詳しい情報が載っている。こうすると、「この一冊やり込めば必要な情報量は全てカバーできる」という状況を作り出せ、勉強時のストレスは比較的少なくて済みます。

なので、あえてまとめたものを別に作って、行ったり来たりする必要があるくらいなら、ひとつのソースにまとめて、一回そのテキストを初めから終わりまで見るだけですべての情報に触れられるようにする方が効率がいいと思っています。

2. ノートのみでは情報の深掘り作業ができない

二つ目の理由は、まとめノートのみでは情報の深掘り作業が行えない、という点です。

実際にまとめノートを作ったあとに時間が経って記憶が薄れてきた時に、ノートを開いてみるとそもそも何をまとめたのかよくわからないという機会がたくさん出てくると思うんですね。

その際、ノートだけで学習の深掘り作業はできないですから、再びテキストに戻る必要が出てきます。

ただ、もしテキストの上からまとまっているような状況を作り出していれば、まとめた情報を忘れてもパッと目線ずらせばわかります。

私の場合、結構大胆に文字の上から情報を書き足してはいますが、元の文字が見えなくなることは中々ありません。裏の情報は常に透けて見えていることがほとんどなので、たとえば「あ、この書き込んだイラストなんだっけ」と思ってもパッと目線をずらせば、細かい情報が文字として説明されていることになります。理由1と似ていますが、私はこうすることで情報を探すストレスからは解放されることができましたので、個人的には非常にオススメで。

まとめ

今回の記事で暗記についての話は終わりです!私が長年の勉強の中で身につけてきた暗記の方法・コツについていかがだったでしょうか!?

もちろん、人によって何を効率的とし、最も楽な覚え方とするかは異なってくると思うので、こちらに書いた内容が絶対ではないと思います。第一弾〜第三弾の記事の中で、何か一つでも普段の勉強に取り入れられそうなことがあったら試してみてください!

普段は英語の勉強方法をメインとしてお伝えする活動を行なっている私ですが、このように勉強一般に対するコツなんかも、また機会があればお伝えしていきたいと思っているので、今後ともAtsueigoのフォローお願いします!

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