英文法

「これ英文法的に正しいの!?」ネイティブが好む独特の英語表現

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こんにちは、Atsuです。

今回は私がオーストラリアの会社で働く中で気づいた、「一見すると英文法的には間違ってそうなんだけど、実際のネイティブの会話ではよく使われている英語表現」について紹介していきます!

日本で英文法をきちんと勉強した方なら「?」と思わず違和感を覚えてしまう表現だと思いますよ。

There「is 」two options〜複数形なのに「is」

今回は、2つの意外な英語の言い回しを紹介します。

1つ目の英語表現は

「There is two options」

です。「two options」は見てわかる通り明らかに複数形なので、英文法を勉強している方ならすぐに「There are two options」が正解じゃないの?という疑問を持つと思います。

私はオーストラリアの会計ファームに就職してから築いたのですが、会話の中でこの表現てめちゃくちゃ使われているんです。

「options」の例以外にも、

「There is two solutions」

「There is two ways of doing it」

このように複数形なのに「There is」が使われることがほんっとうに多いんです。

私も初めて会話の中でこの英語表現に出会ったときに、「この人間違って使ってるのかな」と思ってました。

しかし、会社の同僚やクライアントがあまりにこの言い回しを使うから、だんだんと「There are two options」が間違いだという感覚すら覚えるようになりました。

正式には間違い!ではなぜ皆んな「There is two options」なのか?

「自分の文法の知識が間違ってたのかな?」と気になった私は、ネイティブとこの英語での言い回しについて話してみました。すると、やはり厳密にいうと文法的には間違いであることに変わりはないそうです。なので、フォーマルな場でのライティングでは私たちに馴染みのある「There are two options」と書くべきことには変わりありません。

ではなぜ彼らは「There is two options」というのか。主な理由は2つあるみたいです。

①リズムが良い

②ひとつの「まとまり」というイメージ

①音調が良い

1つ目は「There are two options」よりも、「There is two options」の方がリズム感がいい、という理由です。

「洋楽で英語勉強」の記事でお話ししましたが、洋楽の中ではよく音調を重視するためにbe動詞を省略したりするのですが、それと似た感覚かもしれません。

【洋楽で英語勉強】ブルーノマーズの曲で勉強してみた①

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②ひとつの「まとまり」というイメージ

もう1つに理由は、「options」をひとつのまとまりのように捉えている、という点です。

何か1つのイベントに対して、複数の選択肢がある

というイメージです。

なので、「options」は別々にならに独立したものではなく、まとまったかたまりとしてイメージしながら英語を話しているので、「There is two options」という言い方になるようです。日本で正しい英文法を学んだ私たちからしたらあまり出てこない発想で、面白いですよね。

「a」 coffee〜不可算名詞なのに冠詞が「a」

一見文法的には間違いなのにネイティブが好む英語表現は、「a coffee」という言い方です。

コーヒー以外にも、

a coffee
a beer
a wine

lets have a coffee
lets have a wine

のように使われlます。日本の英文法書をみてみると、coffeeは不可算名詞なので

a glass of wine
a cup of tea

とする必要があると気説明されているはずです。

「a coffee」でイメージするのは液体のコーヒーじゃない

どうしてこのように言えるのか。それは、「a coffee」や「a wine」でイメージするのは、一般的な「液体」を指しているのではないからなんです。というのは、「カップに入ったコーヒー」や「グラス、ボトルに入ったワイン」を「a coffee」、「a wine」と呼んでいるわけなんです。

ボトルやグラスは実体のあるものなので可算名詞として使うことできるわけなんですね。

ネイティブがよく使うが日本ではあまり出会わない英単語だけ集めた単語帳

今回は「文法的な観点」からネイティブ独特の言い回しを紹介しました。

実はそれだけではなく、

日本の参考書ではなかなか見ないが、ネイティブが日常的に使う英語表現

というのはたくさんあります。

そういった英単語に出会うたびに私はノートやパソコンにまとめてきたのですが、今回上そういった表現を一冊の単語帳として出版することになりました。

「作成の際に特にこだわった6つのポイント」や「監修に携わったネイティブのバックグラウンド」についてはこちらの記事でまとめていますので、興味のある方はご覧になってください!購入はこちらから

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おわり

以上、英文法的に間違ってそうだがネイティブがよく使う英語表現でした!

今回はあくまで例外の部分についてピックアップしましたが、基本的に英語というのは日常会話であれニュース記事であれ英文法のルールの上に成り立っています。なので日本にいるうちにしっかりと文法の基礎を固めた上で、実際に海外に行って英語う中でこういった「気づき」を蓄積していくのが最も効果的な英語の学び方だと思います。

また他にも皆さんにシェアしたい言い回しや英語表現があればブログを通してお話していくので、引き続きフォローよろしくお願いします!

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