スピーキング

【今すぐ実践】あなたの英語をペラペラに魅せる「2つのコツ」

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プレゼンや会議などで、英語を話さなくてはならない機会というのは案外突然やってきます。

「スピーキングに自信はないけど、なんとかペラペラに話せるように見せたい!」

今回は、そんな方のために独学で今すぐ実践できるスピーキングの練習法をご紹介します。

特に英語を勉強したばかりの方、もっとうまくスピーキングがきれいに聞こえるようにしたい!と考えている方にオススメの内容になっていますので、ぜひ読み進めてみてください。

英語は中身が大事??ペラペラに魅せることの意義について

先ほどもお話したように、今回は英語をペラペラに「見せる」ための方法に関するお話です。

こう言った類の話をすると、

「英語は中身が大事だ」
「日本人は日本語アクセントでも伝わればいい」

と主張されることがあります。

その意見に反対するつもりはありません。

中身のない英語は意味がないと思いますし、英語はコミュニケーションツールであると私も考えていますので、相手に自分の意見が伝わるのであれば、それで必要十分であることは間違いないと思います。

しかし、何事もプレゼンテーション(=物事の見せ方)というのは重要です。

どれだけ高品質、高性能な商品であっても、雑なデザインのパッケージ、箱に入っていると購買者は「この商品大丈夫かな?」と不安を抱く可能性が上がるでしょう。

大手コンサルティングファームが、いかに本質的に価値のある解決策を提案したとしても、その資料がぐちゃぐちゃなパワポスライドにまとめられていては、相手も首をかしげてしまうわけです。英語も同じだと考えています。

自分の英語を相手にプレゼンテーションのする上で、それがペラペラ、つまりネイティブに近いものに聞こえれば、それは相手に信頼や安心を与える上で大きな役割を果たし、自らの自信や安心にもつながると考えています。

これは、日本人相手でも、ネイティブ相手でも同様に言えることであり、試験のスピーキングセクションでも効果があると考えています。

これが、私の考える「ペラペラに魅せること」を考えることの意義です。

そもそもネイティブっぽい英語って?ペラペラに話せる人の二つの特徴

英語がペラペラに話せるように見える、つまりネイティブっぽいと感じる要素は、主に以下2つの理由があると考えています。

1発音・アクセント
2英文の長さ

一つ一つ見ていきましょう。

1.発音・アクセント

発音がいい英語というのは、「上手な英語」という判断がされやすいです。

こんなことを言うと身もふたもないですが、文法がぐちゃぐちゃで、実はめちゃめちゃ簡単な英単語しか使っていなくても発音さえ良ければ、「あの人は英語がペラペラだ」と思う人が多いです(勘違いですが)。

特にこの傾向は日本で顕著です。日本語と英語では音の出し方が全く違うため、日本語から遠ざかれば遠ざかるほど、それっぽく聞こえるということなのだと判断しています。

それゆえ、イギリス英語やオーストラリア英語よりも、舌を巻くRの発音が多く、スペルと発音の乖離が多いアメリカ英語の方が、日本人の耳にはより英語っぽく聞こえる可能性が高いです

例えばdoctorという単語は日本語ではカタカナで表せばドクターですよね。

そしてイギリス、オーストラリア英語では共にこれをドクターと発音し、かつ語尾のRは発音しません。つまり日本語にとても近いわけです。

しかし、アメリカ英語だと、ダクターという感じで発音されます。“Do”の部分が「ド」ではなく「ダ」ですし、しかも語尾のRが強く発音されます。

こうなると、日本人がイギリス、オーストラリア英語で “doctor” を発音すると、しばしば「なんだ、この人の英語は日本語発音じゃん」と誤解され、一方アメリカ式の発音にすると「発音いい!」と言われることが多くなるわけです。

もちろん、これは日本語との乖離率で日本人にとっての「英語っぽく聞こえる」度合が変化することの一例として上げているだけですので、どこの英語が良い悪いと言っているわけでないことに注意してください。実際私の英語はオーストラリア英語に近づいています。

今回はこの「発音」に絡む話はしません!!

「ペラペラな英語」と「発音」についての話はまた別の記事にまとめておきます!

【全てに音声付き】英語の発音を良くしたいなら「発音記号」を覚えよう

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2.英文の長さ

二つめのポイントは「英文の長さ」に関係します。

長い英文を話すとペラペラに話しているように聞こえます。

反対に、短い英文は英語っぽく聞こえなかったり、幼い人が話す英語という捉え方をされたりする傾向にあると思います。

これは日本語でも全く同じことが言えますよね。

例えば、

「What did you do yesterday?(昨日何したの?)」

という質問に対して、

I went to the gym.(ジムに行ったよ。)
I went to the library.(図書館に行って来たよ。)

このような答え方だと、ペラペラな英語という印象は持ちづらいです。

つまり、相手に自分は英語を話せるんだ、という印象を持たせるためには、「どうしたら英文の長さを長くできるのか」、を考えることが大切になってきます。

ということで、

次から誰でもすぐに実践できる「長い英文を作るコツ」についてお話ししていきます!

誰でも簡単に長い英文を作る2つのコツ〜中学レベルの英文法でOK

長い英文を作りたくてもシンプルな英語なってしまうときはどうすればいいのでしょうか。

「長い英文を作るコツ」は、ずばり「修飾語」「付加情報」この二つです!

それぞれ詳しく見ていきましょう!

修飾語~形容詞と副詞

一つ目のコツは、文章にできるだけ修飾語句を足していく、という方法です。

ここで私のいう「修飾語」とは、

「形容詞」、「副詞」

この二つを指します。

自分の作った簡単な英語、短いと感じる英語の文章に、意識的にこの二つの語句を足していき、元々のシンプルな文章を肉付けしていくようなイメージで文章を長くしていきます。

例えば、

ただ “Coffee” と言うのではなくて、

Hot coffee”

のように形容詞を足してあげます。

他にも、“finished my work” だけじゃなくて

“finished my work early

と副詞を足してあげます。

「なんだそんな単純なことか」と思いましたか?

そうです、この「そんな単純なこと」の積み重ねが、周りの英語学習者に差をつけるポイントになって来ます。

このように形容詞、副詞をつけることによって、少し文を長く、そして少しだけ内容を具体的にしてあげることができます。

そしてこれを積み重ねていくと、あるシンプルな文が以下のようになります。

“I’m working to get my task done before I go home.”
(家に帰る前に仕事を終わらせるために働いているんだ。)
Now I’m working really hard like crazy to get my stupid task done before I go home.”
(今家に帰る前にこのわけわかんない仕事を終わらせるためにもうヤバいくらい頑張って働いてるんだよ。)

どうですか?付け足したのは、形容詞と副詞だけです。全然違いますよね。

付加情報〜場所・期間など

二つめのコツは、文章に「場所」や、「期間」といったような「情報を付け足す」ということです。

例えば、

“I studied English.”

と言うシンプルな文章、誰にでも作れるような文章に、場所の情報を足してみます。

“I studied English at a café.”

こんな感じです。

「期間・時間」の情報を足してみると、

“I studied English at a café for a couple hours”

「カフェで英語を勉強した」と言うシンプルな文章に、「2時間」という情報を足してあげることで、少しだけ文章が長くなりました。

さらに、

“I studied English at a cafe for about a couple hours.”

このように、先ほど付け足した「2時間」というワードに対して、「約」という修飾語を足すことでまた長くなりました。

このように、軸となる英文に情報をドンドン追加的に足していくことによって、英文を長くしていくことができます。
まだまだ足していけそうですね。

“I studied English with my friends at a café for about a couple hours.”

こんな感じで、最初はものすごくシンプルに見えていた “I studied English.” も、こういった意識を持つことで長く、より「英語らしい英語」にすることができます。

ちょっとした意識で誰にでもできるコツですが、元々のシンプルな英語で答える場合と、後者の意図的に長くした英文では、聞き手側の印象は結構変わってきます。

ちなみに、この「人」、「場所」、「時間」の語順に関してですが、一般的にはもともとの文章と関連が強いものから先に来ると言われています。

例えば、今回の文章を例に取ると、まずは友人が隣にいて、次にその環境であるカフェがあり、そして目に見えない時間という情報が関わってきます。

よって「人→場所→時間」という語順になっています。

ただし、実際語順がこの順番でなくても、コミュニケーションにおいて大きな問題はありませんので、ストレスを感じすぎないようにしてください。

とりあえずはここで述べた二つのポイントを意識して少しずつ、はじめは書きながらでもいいので1語句ずつ足していくところから初めてみましょう。私もそこからのスタートでした。

また、今回は「誰にでもできる」ということテーマにしたので話しませんでしたが、長い英文を作成する際に他に意識するポイントとしては他に「関係詞」「現在詞」があります。

別の記事にまとめているので、よかったら合わせて読んでみてください!

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「英語をペラペラに話せるようにするコツ」についてのお話、いかがだったでしょうか?

意外と地味な作業だな、と感じた人もいたのではないでしょうか。笑

私も文の長さを意識してスピーキングの練習をし始めた頃は、このように1語1語足していく作業を行う中で大変味気なく感じていましたが、2週間、3週間とこのコツに注意して練習していくうちに、意識する前とは比べ物にならないくらい長く、しかも楽に英文を作れている自分に気づきました

ここまで「ペラペラっぽく」という言い方をして来ましたが、この方法で練習していけば本当に英語をペラペラに話せる日が絶対に来ます。

頑張りましょう!

また、以下の記事では、英会話で間をつなぐときに便利なフレーズも紹介しており、ペラペラに話せるようになるための武器にもなるかと思います。

ぜひご一読ください!

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