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英検1級にたった2か月で合格!私が行った勉強法を大公開

更新日:

こんにちは、ATSUです。

今回は英検1級に合格するための勉強法を大公開します!英検1級というと皆さん、どのようなイメージをお持ちでしょうか?超難問ぞろいの英語試験だとお考えですか?

実際私も英検1級なんて取れるわけない!と思っていましたが、実際はわずか2か月の対策で合格することができました。

もちろん、対策前にある一定の英語力を持っていることが条件ではありますが、短期的な対策で合格が可能なことには間違いないので、自分の経験を踏まえながら、合格するための勉強法をお話していきます!

英検1級合格に必要なベースとなる英語力と必要学習時間


まず、私自身の経験に基づいてお話すると、当時英検級を受験する前の私の英語力はTOEICのスコアで900点以上はあり、そこから一日平均約8時間の英語学習を2か月間行うことで合格することができました。

なので、ある程度ベースとなる英語力は必要です。

私なりに合格に必要となる英語力を定義するとなると以下のようになります。

一次試験合格に必要な英語力

  • 英文法に関しては、高校文法は基本的に全て理解しており、それが使われている文章は英単語が難しくなければ読める
  • 英単語に関しては、英検2級から準1級で求められているレベルの語彙はほぼ全て暗記できている。

二次試験合格に必要な英語力

  • これまで継続的に「独り言*」や「オンライン英会話」などを通じて、英語をアウトプットする練習をしてきた経験が半年以上ある。

*独り言とは様々な場面を想像して一人で英語をアウトプットする機会を設け練習することです。

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英検1級の試験はリーディング(語彙問題と読解)、リスニング、ライティングの3技能が一次試験で問われ、スピーキング技能が二次試験の面接で評価されるようになっています。

この一次試験で問われる3技能での得点力は、現在の英文法と英単語の力によって大きく左右されます。なので今の時点で、高校で教わる英文法知識と、英検準1級、最低でも英検2級レベルの英単語力は持っていると、かなり対策が楽になります。

二次試験のスピーキングについては「継続的なアウトプットの機会の蓄積」が約半年間行われている方ならば、ほとんど対策しなくとも合格点をもらうことができると思います。

簡単に言えば、

毎日ちゃんと英語話してますか?

ということです。普段から英語を話すといる方であれば、「合格さえすればいい」という方は結構簡単に面接合格できると思います。

実際私は二次試験対策本を立ち読みしただけで合格しました。ギリギリでしたけど(笑)。

このような方が一日平均8時間の学習を約2か月間継続すれば、かなり高い確率で英検一級に合格できると私は考えています。

それでは次に、具体的な英検1級合格のための勉強法をお伝えします!

英検1級合格のための勉強法


ここからは具体的に私がどのような勉強法で英検1級に合格したのかをお伝えします

私の行った準備方法は非常にシンプルで、主に2ステップです。

①英検1級単語対策

まず、英検1級は語彙のパートが最難関であるため、英検1級の頻出単語を学習することを最初に行いました。

②過去問5回分解く

次に自分に欠けている知識、能力を把握して改善し、同時に試験形式に慣れて解くスピードを向上するために英検一級の過去問を5回分解きました。

英検1級単語対策

英検1級のリーディングセクションには短文の語句空所補充のセクションがあり、そこで問われる単語はかなりレベルが高いです。そこに登場する単語にはネイティブでも知らないような単語が登場することもあり、これが英検1級はネイティブでも難しいと言われる最大の所以だと思います。

さて、この語彙を問うセクションは英検1級試験の中で最難関であるため、単語を徹底的に学習しなければここで点を稼ぐことは非常に難しいです。

言い換えれば語彙さえクリアできれば、英検1級はそんなに難しくない試験です。その英検1級用の単語を網羅するために、私は以下の二つの参考書を行いました。

私は、最初は旺文社のパス単を行い、取りこぼしを防ぐために文で覚えるシリーズのものを使用しました。ただし実際ほとんど収録単語が被るので、旺文社のパス単だけで十分だと思います。

覚えるときは、見出し語だけを覚えるだけではなく細かな部分(対義語・類義語)なども全て暗記するようにしました。

こうすれば8割以上ほぼ確実に得点できると思います。実際私はこの対策を行うことで、本番の試験で語彙パート25問中22問正答することができました。ちなみに落とした部分は「熟語」。

英検1級の語彙問題は25問中5問が熟語問題ですが、熟語というのは幅がかなり広く、対策しようとするときりがないので、上の2つの単語帳に含まれる熟語だけ覚えており、それ以上はあきらめていました。

細かい英単語の覚え方は以下の記事に細かく書いていますので、ぜひご覧ください。

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英検1級勉強法~過去問5回分を解


英検1級の単語をマスターしたら、あとは過去問を解いて準備をします。

パート別問題集や、ほかの参考書に手をつける必要はありません。過去問5回分をしっかり行う。これだけで十分です。

ただし、正しい方法で過去問を使用しないと、全く効果が出ないので、どうやって過去問を使っていくかについてお話しますね。

過去問を解く時は本番に近い環境で

まず実際に過去問を解く際に重要なのは、本番の環境を意識して解くことです。

過去問を解く目的の1つは、英検1級という試験自体に慣れることで、本番で最高のパフォーマンスを発揮することです。なので「本番と同様の時間で解く」、これは必ず守ってください。

英検1級の筆記試験は100分です。
本番前に、この時間内に集中力を切らさず、全ての問題を解き終えるための体力をつけておく必要があります。そのためには、過去問を解く時から、しっかりと100分計測して、一回ですべての問題を解くようにする必要があります。英検1級の筆記は

・セクション1:短文の語句空所補充
・セクション2:長文の語句空所補充
・セクション3:長文の内容一致選択
・セクション4:英作文

と4つのセクションから構成されていますが、よく過去問を解くときに各セクションを別々に勉強する方がいます。

例えば、短文の語句空所補充を全部解いたら一回ストップして、丸付け、復習をする、といった解き方です。もちろん、どうしてもまとまった時間が取れない多忙な方もいるでしょうし、そういう状況の方は仕方ないです。

しかし、まとまった時間を作れるにも関わらず、単純に疲れるからセクションで切って学習している方は、今すぐやり方を変えるべき。本番で解き切れなかったり、集中力が切れてしまったりする原因になる可能性があります。

私は、実際に10分短く時間を設定して、確実に時間内に解き終われるように心がけていました。こうすることで、本番もあせることなく集中して問題を解ききることができるので、より高得点が狙えるようになると思います。

また、私はリスニングを解くときにスピーカーで音声を聞くようにしています。これも意外と本番での能力発揮に繋がってきます。結構皆さん、リスニングを解く時に聞きやすいからという理由で、イヤホンでリスニングを解いている人が多い印象です。

実際の試験ではスピーカーでリスニングの音声が流れます。しかも本番当日、自分の席が、スピーカーからものすごい離れた席にあることもあります。スピーカーが古く、音質が悪いこともあります。そんな中で得点しなくてはならないんです。

当日、「あれはスピーカーが悪かったから」と言い訳をすることは簡単ですが、そうした逃げ道を作っておくと合格は遠いものに。

想定されるリスクに備えて常日頃から何ができるかを考えたとき、普段から「ベストではない状態でリスニングをする」というのが良い方法だと考えています。

これはTOEICでもIELTSでも一緒です。ぜひ皆さんも参考にしてください。

復習は実際に解く時間の10倍以上の時間をかけて

過去問を解き終えたら、それで終了ではありません。解いた内容を入念に復習することが英検1級合格に導いてくれます。

この復習を通じて自分の分からない部分を洗い出し、なぜ分からなかったか分析し、分かるようにするというプロセスを通じて初めて自分の英語力に成長が生まれます。なので復習の方が、実際に解く時間の何倍もかかります。

私は1つの過去問を丸二日(約16時間)かけて復習していました。

実際の試験は135分の試験なので、10倍以上時間かけてますね。
ただ問題をとにかく解きまくっているひといますが、あまり意味はないと思います。まずは量より質です。

さて、具体的にどのように復習していくかという話ですが、リーディングは精読、リスニングはシャドーイング、英作文は自己添削もしくはオンライン英会話の先生等に頼んで添削してもらうことが基本的な復習方法になります。それぞれの具体的な勉強法は別記事にまとめているのでご覧ください。

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まとめ

今回は英検1級に二か月で合格する勉強法をテーマにお話ししました。

「なんだ、0からでもすぐ1級に合格できるような近道はないのか」と思われた方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

ですが、その通りです。Nothing worthwhile can be accomplished overnight.

価値あるものは一晩にして成し遂げることはできないのです。しかし、正しい戦略と方法で、コツコツと毎日継続して学習すれば必ず目標を達成することができます。

今回の記事が少しでも皆さんの目標達成に役立てばうれしく思います。それでは。

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