モチベーション

【英語学習のモチベーション】私は不器用。だけど「自分の成功した姿」を想像するのが得意だった

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こんにちは、Atsuです!

今回は、私が常日頃行なっている習慣である「将来のセルフイメージの確立」の、英語学習における重要性についてお話ししたいと思います。

この習慣は私が大学生に入ったばかりの頃から意識的に行い始め、今では完全に習慣になっているものなんですが、これが英語学習のモチベーションの維持に大きく関わってきたと考えています。

モチベーションの源泉は人それぞれで、あくまで私が個人的に勉強のモチベーション維持に役立ててきたことですが何か自分の生活に取り入れられる部分がないか、探しながら読んでみてください!

「優秀なんですね」と言われるたびに少し違和感を感じていた

boy wearing gray vest and pink dress shirt holding book

大学在学中にTOEIC970(現在満点)、英検1級を取得した話や、USCPA(米国公認会計士)合格、またオーストラリア国立大学を成績優秀で卒業できた話なんかをすると、周りからは

「頭いいね」

「優秀なんですね」

といったような反応をいただくことがあります。そう言っていただけること自体はとても嬉しく、ありがたい限りなんですが、そう言われるたびに「自分は周りと比べて特別優秀でも器用でもない」と心の底で思わずにはいられませんでした。

というのも、私は高校2年生まで、勉強嫌いのどこにでもいるいたって普通の高校生だったし、さらに遡って中学生時代、唯一興味が持てた「英語」の成績は5段階中4でした。なので、「The 平均的」というのが、率直かつ妥当な私自身の能力に対する自己評価だと今でも思っています。

しかし、冒頭で挙げたようなある程度の成果を残せてきた今、振り返ってみると、唯一私が得意だったなと自分で思えることが一つあります。

それは、「成功した自分を想像すること」でした。

目標を達成した時の自分を具体的に想像し、それをモチベーションにする一方で、今の自分と理想の自分を比べて「足りない要素」を洗い出し、それらを潰していくという作業を一つ一つ地道にこなしてきた結果が、オーストラリアで働くという今の環境を作ったと確信してます。

この「将来の自分をクリアに想像するという技術は」英語学習において、非常に重要な要素、特にモチベーションに強く関わってくる部分だと考えています。「なぜ将来像の想像がモチベーションに関わるっているのか」、「どのように理想の自分を想像すればいいのか」ということについて具体的に話していきます。

ずばり英語が伸びる人とは〜英語学習にかかせない3つの重要要素

「将来の自分をクリアに想像すること」が英語学習においてなぜ重要なのかについてお話しする前に、まずは私が思う「英語学習における3つの重要な要素」についてお話しします。

私たち純ジャパが、高い英語力を形成するためには以下の3つの要素が重要になってくると考えています。

【英語学習における3つの重要な要素】

  • 良質な英語を吸収するソース
  • 効率的効果的に取り入れるための学習方法
  • 継続学習

1.良質な英語を吸収するためのソース

英語の勉強とは、英語という知識を吸収する行為なので、そのソースとなるものが必要になってきます。基礎づくりの段階では「英単語帳」や「英文法書」などがこれに当たります。

また、英語ソースとは必ずしもテキストという形を取っていなくても、字幕付きの映画や、英語のアニメなんかでも構いません。

2.効率的効果的に取り入れるための学習方法

知識を吸収する立場である以上、それらの知識を効果・効率的に取り入れるための学習方法を知っている必要があります。

「英語の勉強方法」と検索するだけでも、何十もの人がそれぞれ様々な方法論を提示しています。それらの数ある勉強方法の中から、最適な手段を選択する必要があります。

3.継続学習

最後に、英語力を伸ばすためには「モチベーションをしっかり保って、継続的に学習する」必要があります。上記に挙げたような質のいい教材を持っていて、最適な学習法を知っていても、まとまった時間を確保し、継続していかなければそれらの知識は自分のものになりません。

今回お話しする「セルフイメージの重要性」というのは、この「継続学習」に深く関わってきます。

というのは、自分の将来のイメージをクリアに持てば持つほど、モチベーション、さらには学習そのものに対していい影響を及ぼすからです。

「一応英語を勉強しているんだけどなんかイマイチ火がつかない。」
「本を開いて勉強しようとしているんだけど、途中でやめてしまう。」
「オンライン英会話予約したんだけど、面倒臭くなって直前になってスキップしてしまった。」

上に挙げたような状態の人は「将来の姿をクリアにイメージできていない」というのが原因である可能性が高いのかな、と私は考えます。「モチベーションなんて自然と湧いて来るでしょ!」という人もいますが、それはおそらく自分の将来のイメージ、つまり英語学習の目的がはっきりしているという人です。

アメリカへの留学が決まっている方

来月から海外に駐在することが決まっている方

将来英語で勉強したい特定の分野がある

このように将来像が固まっている人というのは、

大学のレクチャーについていくための英語

ノイティブの友達とカジュアルトークするため英語、

難しい事柄についてミーティングするための英語

上のように、英語学習の意義、具体的な必要性というのがはっきりしています。そういう方は、それでバッチリです。学習を続ければ必ず英語が伸びていくこと間違いなしだと思うので、このままその将来像に向かって突き進んでください。

将来の自分像は100%妄想でも全然オッケー。それを本気で望めれば

これまで述べてきたようなイメージを確立できていない方は、まずこの根本的な将来のイメージ像を固めていくところからスタートする必要があります。それは必ずしも「〇〇大学にいって英語で経済を学ぶんだ!」というような限定されたものである必要は全くありません。

「自分がカジュアルにどっかに出かけてネイティブとショッピング楽しむ姿」

「みんなの前に立ち英語でプレゼンしたい。できるようになったらかっこいいなぁという想像。」

こんな妄想で全然いいんです。その機会の実現可能性が高いか低いかは全く問題ではなくて、「こうなりたいな!」という純度100%の混じり気のない思いをどれだけ膨らましていけるかが大事です。

私の場合、英語のスピーキングの勉強を本格的にスタートした大学1年生の頃よく考えていたのは、カジュアルな英語を楽しみたいというよりは、

スティーブ・ジョブズみたいにその場にいる人全員に鳥肌を立たせるような革新的なアイディアを英語でプレゼンしている自分

こんな姿をイメージして、フォーマル英語を身につけたいと考え勉強してきました。

英語学習でやるべきことが見えて来る

ここまでモチベーションの観点から将来の自分像をクリアにイメージすることの重要性を語ってきましたが、この行為は、実は英語学習の成果に直接的な影響を与えるんです。というのも、そのようなイメージをクリアにすればするほど、無数に存在する英語学習のメソッド、ソースの中で本当にやるべきことが浮き上がって見えてくるんです。

例えば私が先ほど述べたように「フォーマル英語を学びたい」という思いを持っていることは、「ビジネス場面で求められる表現」を漁ってみたりだとか、「そもそも順序立てて話すにはどうしたらいいんだろうか」、といったことにごく自然に興味が湧くようになります。

こういうの、英語で”Building blocks”って言います。

「正しい勉強」っていうのはとどのつまり、「building blocksをゴールに向かって一つ一つを積み重ねる作業」を指すんだと思います。何が正しくて何が間違っているかなんてその人の目指す理想によって変わっていいんです。

留学時代知り合った知人で、日本のアニメがどうしょうもなく大好きで、もっと日本語本来の意味を理解したいという気持ちでモリモリ日本語を吸収している、というオーストラリア人がいました。彼の目にはとっては論文で使われるような硬い言葉よりも、臨場感あふれるアニメの中で主人公が発するセリフ一つ一つの方がよっぽど意味のある学習ソースになると言えるでしょう。

なんとなく必要そうだからTOEICをやってみたり、良さそうな単語帳が発売したからやってみようかな、という風に学習法を選択している人がいるとすれば、それはやはり効率的な勉強とは言えません。

具体的方法〜四六時中の妄想が今の私を作った

では、いざ将来のイメージ固めを行うにはどうすればいいのか。そういった方には

実際に英語を話している人の動画を見る

ことがオススメです。

今でいうとYouTube、TEDとかすごくいい例ですよね。

ああいった公の場で自信を持って話す姿をたくさん見て、「あーいいな」と思ったり、カジュアルに話す人を見て、「楽しそう。こうなりたいな」とかそういった気持ちにさせてくれる動画が必ず見つかるはずです。ネイティブの話す英語じゃなくても、このくらい話せたらいいなー、とかそういった率直な気持ちが大事です。

具体的イメージ確立方法:様々な英語に触れてイメージを膨らませる

非ネイティブである程度英語を話せる人を見ると、なんだか知的に見えたりすることがありますが、そんな彼らもそんな純粋な「あこがれ」から学習を始めたんだと思います。

私はそういった将来のイメージを、外を歩いてる時や、家にいるとき、お風呂にいるとき等に常に行っていました。また、「アメリカの大企業に勤めていて上司と話す自分」みたいな感じで状況を設定して、その時の会話(もちろん妄想上です笑)なんかを英語で独り言という形でアウトプットしたりもしていました。

まとめ

今回の記事を読んで、「モチベーションって自然と内側から沸き起こるものなんじゃないの?」と考える人もいるかもしれませんし、どちらかと言えば私もそのように考えるタイプの人間ではあります。

しかし、英語学習のように大量の時間を費やす必要がある物事に取り組んでいると、程度の差こそあれ、気分が乗らないと感じる日が全くない、という人はきっといません。だからこそ普段から、今回話したようにモチベーションを高く保つ工夫というのを日常に組み込むという行為はとても重要になってきます。

反対に言えば、モチベーションの低下をきっかけとして何かしらの理由で学習を断念してしまう人が多い中、虎視眈々と今日も明日も勉強できる人は絶対に伸びます。去年より今年、昨日より今日の自分が好きになれるよう皆さん今日も頑張りましょう:)

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