こんにちは、Atsuです!
大学受験において、英語の偏差値、成績がなかなか伸びないのは辛いですよね。
それに、受験が近づいてきて急に勉強しろと言われても、何をどう勉強していいか、分からないと思います。私もそうでした。
しかし、そんな中どうすれば効果的かつ効率的に英語力が伸びるかをよく考え、その勉強法実践した結果、今まで偏差値50に満たないこともあったセンター模試が、半年で65~70まで向上しました。
今回はその英語に対するアプローチ、勉強法を皆さんにお伝えします。
Contents
大学受験英語で大事なのはまずは英語とは何かを理解すること
私は高校2年生の終わりごろに初めて英語の勉強を真面目に開始しました。
それまで大学受験すら考えていなかった私は、塾や予備校にも当然行っておらず、勉強も特にしていませんでした。英語学習を開始して、最初はとにかく問題集を解いたり、単語を書いたりしていました。
しかし、なかなか英語の成績は伸びません。学校の先生に聞いても具体的な勉強法は教えてくれないし、「とりあえずこの問題集をやれ」とか「とりあえず単語からだ」とか、ありきたりなアドバイスばかり。そこで、一回今まで問題集を解いたりするのに使っていた時間を、英語の勉強法や、それを行うための計画を考える時間に使いました。
やばい、何も勉強してない。。。」と少し不安な気持ちもありましたが、このまま何をすれば良いか分からないまま勉強していても、効率が悪いと思ったんです。
まずは
というめちゃくちゃ基本的な話から考えてみました。
そもそも英語とは?
英語ってなんだろうなーと考えながら英文を見たり、英語が使われている場面を想像したりして色々考えた結果、結局英語って「3つの要素」で構成されているんじゃないかなと考えるようになりました。
それは
①文法
②単語
③発音
この3つです。
英語っていうのは結局「英文」から出来ていますよね。受験英語の長文は「英文」がずらっと並んでいるだけだし、リスニングは「英文」が音になっただけだし、スピーキングもライティングも「英文」を作るという作業です。そして
です。
聞いたり話したりするときはそれが「発音」されているだけです。
「英語の勉強」と聞くとすごく漠然としていて、精読、多読、問題集を解く、英文解釈、などなど色々なことをしなくてはならず、大変そうなイメージがそれまではありました。
しかし、シンプルに、まずはこの三つを勉強すれば、英語はそれだけでOKです。この辺をしっかり固めずに、とにかく書いたり読んだりしても、あまり効果はありません。
英語の本質は、どんな難関大学の英語でも一緒
また、これは東大、京大、早稲田、慶応、上智、センター試験、英検など、どこの大学、どんなタイプの試験においても完全に共通することです。
どこの試験でも、結局試験内容は「英語」です。センター英語とか、上級英語とか、色々なカテゴリーで分けられますが、英語は英語ですから、その中身は同じ「単語」、「文法」、「発音」の三つです。
それでは、大学受験においてどうやってこの三つを勉強すれば良いのでしょうか。
大学受験でまず抑えるべきなのは文法と単語
大学受験英語で、とにかく重要なのは文法と単語です。
理由は、大学受験のメインはリーディング(長文読解)とライティングであるからです。
構成要素の一つであった「発音」が必要になるのはリスニングやスピーキングですが、大学受験では一般的に読解が重要になることが多く、それゆえ、まずは「文法」と「単語」から抑え流のが大事なわけです。
じゃあ発音はというと、「大学受験」をメインとしている時期でしたら、英単語を覚える時に正しい発音で覚えたり、英文法学習中の発声で発音をしっかり意識して読んだりすることで、少しずつ伸ばしていくという感覚で良いと思います。
ちなみに私は、「英単語」と「英文法」をしっかり固めた時点で、すでにセンター模試で偏差値60は越していました。
文法と単語の勉強法
文法と単語に集中して勉強することが、受験英語対策を行う上で重要だということが分かりました。あとはこの二つを勉強するのみです!
では、具体的にどうやって単語と文法を勉強すればいいのか。この勉強法の部分をしっかりと確立したものにするだけで、英語学習がもの凄い効率的かつ効果的になります。
英文法と英単語の勉強法に関しては別の記事で徹底的に解説してあります。大学受験英語の勉強をする上で、成績を伸ばしたい人は是非読んでみてください!
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単語と文法の勉強をした後は「英語の長文読解練習」
さて、この文法と単語の学習が終了したら、次は何をすればいいのでしょう?先ほども話したように、大学受験英語は長文メインなので、英単語と英文法の勉強が終わったら基本的には読めるはずです。
しかし、実際に読んでみると「あれ、これどういう意味だろう?」と読むのに時間がかかることが多いです。
この原因は実際に知識を取り出す練習をしていないからです。
知識をいくら持っていても、それを素早く、適時取り出すには練習が必要です。スポーツも、いくら頭でやり方を理解していても、実際に自分ができるようになるには練習が必要ですよね。それと全く同じです。
なのでしっかりと英語の基礎知識(文法と単語)を固めたら、実際に長文等を使用して知識を取り出す練習をしましょう。長文読解の練習方法は以下の記事にまとめています。
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大学受験英語勉強に使った参考書は?
ここまで、英語学習では文法と単語をしっかりと固め、文章を読んだりすることでその知識を素早く、適時取り出す練習(運用練習)をすべきというお話をしましたね。
それでは、その文法、単語、そして運用練習をする時にどんな参考書を使うべきなのでしょうか?
私がおすすめする厳選参考書は全部で10冊あります。うち「文法書が1冊」、「単語帳が3冊」、そして「問題集が6冊」。これだけやれば、偏差値60~70は十分に狙えます。
それら参考書はすべて以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
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【ゼロから始める】大学受験英語の超おすすめ参考書10冊!これでセンター試験満点
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まとめ
今回は大学受験英語勉強法についてお話ししました。
英語学習に対する全体的なアプローチに始まり、英語とは何か、受験英語の特徴は何か、そして具体的な勉強法は何をすべきかをじっくりと考え理解するいい機会になったと思います。
この学習方法に従えば、難関大学の英語試験もセンター英語も問題なく解ける能力をつけることができるはずです。
まずはしっかり本質を理解して、コツコツと基本に忠実に学習を進めていきましょう。
それでは!