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【完全版】TOEFL100点を2か月で突破した勉強法と参考書を完全公開!

更新日:

こんにちは!Atsuです。

今回は現在TOEFL iBTで114点を持つ私が、2か月で100点突破した時に行った勉強法を公開します。

TOEFLが留学やビザの申請で必要だけど、初めて受験するしどうやって対策したらいいのかよく分からないという人は多いのではないでしょうか。実際、TOEICの勉強法はかなりの数がネットにありますが、TOEFLの勉強法はその数が圧倒的に少なく、かつTOEFLで高得点を取得している人が書く勉強法の記事はほとんどありません。

そこで今回は2か月で100点の壁を越えるために実践した勉強法を公開して、皆さんのお役に立てればと思います。

TOEFL iBTってどんな試験?

4技能を測定する世界的に認知された英語試験


もう皆さんすでに知っているかもしれませんが、簡単にTOEFL iBTの概要についてお話します。

TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略でTOEICを制作しているEducational Testing Service(ETS)により開発されています。

内容は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定するもので、TOEICのように読むと聞くの能力メインの試験ではありません(TOEICにもSWという「話す」「書く」をテストするものもありますがまだそこまで認知されていないようですね)。

TOEICもTOEFLも同じETSによって制作されていますが、世界的にはTOEFLの方が圧倒的に有名です。TOEICが人気なのは日本と韓国くらいです。

TOEFLには2種類ある

TOEFLには現在今回お話するTOEFL iBT(Internet-based Test)とTOEFL ITP(Institutional Test Program)があります。

TOEFL ITPは日本でよく大学内の交換留学の選考やクラス分け、そして大学院入試の英語などで使用されていますが、正規に海外の大学等に留学する場合TOEFL iBTしか基本的には受け入れてもらえません。

TOEFL iBTの試験の流れ

TOEFL iBT試験は以下のような流れで進んでいきます。

セクション 制限時間 問題
Reading 60~80 分 36~56 問
Listening 60~90 分 34~51 問
休憩 10 分
Speaking 20 分 6 課題
Writing 50 分 2 課題

引用:https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/content

各セクション30点満点合計120点満点で採点されます。

インターネットベースの試験なので、受験の際は試験会場で1人1台コンピュータが割り当てられ、全てのセクションをコンピュータ上で受験するようになっています。

スピーキングではマイクに向かって話すとその音声が録音され、それがETS側で採点されます。そしてライティングもキーボードでタイピングする必要があるので、最低限キーボードは打てるようにしておく必要があります。

また、TOEFL iBTの特徴として、同時に複数の技能を測定するIntegrated Task(統合問題)が存在します。例えば、まずReadingをして、次にそれに関連するListeningを聞いて、最後にそれらの情報を基にWritingを行うというような内容でし。

また、全てのセクションでメモをとることが可能です。

ちなみに、ReadingとListeningで時間、問題数に幅があるのはダミー問題という採点されない問題がETSの研究用で含まれているからです。なのでダミーに出会った場合、解く必要はありませんが、リーディングではダミー種類が多く、判別が難しいため全て真面目に解くことをオススメします。

私のTOEFL iBTのスコア

私は大学2年生の時に初受験で103点、そして大学院を卒業してからもう一度受験して114点でした。


参考までに、大学2年生でTOEFLを受験した時の私の英語力はTOEIC970点、英検1級で、約2か月間、一日5~8時間は最低でも学習したと思います。

なのでスタート地点によって、必要な勉強時間は前後する可能性がありますが、取るべきステップは一緒です。

また、これも余談ですがハーバード大学のMBAの足切りはTOEFL109点です。

TOEFL勉強法4つのステップとおすすめ参考書

それではここから私が実践したTOEFL iBTの勉強法とオススメ参考書を見ていきます。

勉強法は4ステップから構成され、これを一日5~8時間使用して2か月で行いました。使用した参考書も含めて一つずつ詳しく見ていきましょう。

ステップ1. TOEFLの頻出単語をマスターする(約2~3週間)

頻出単語を短期間で覚えることがTOEFL iBT勉強法の最初のステップです。

TOEICや英検など、どんな英語試験でも私は単語の学習から始めます。英語の基礎作りの記事で何度も言っているように、英語力のベースは文法と単語です。そして、文法は高校文法でほぼ全て網羅できていることを考えると、どんな試験の勉強でもまずは「単語を覚える」ことが効果的です。

私が使用したTOEFL iBT対策に用いた単語帳はこちらです。

日本のTOEFL受験者にはバイブル的存在のこの1冊。ランク別になっており、どのランクまでやるべきかという質問をよく受けますが、全てのランクを覚えるべきだと思います。

大体2週間~1か月弱で全ての単語を覚えてしまいましょう。

ステップ2. 公式問題集を一回分解く(復習含め2日)

TOEFLの頻出単語をマスターしたら、TOEFL公式問題集を本番と同じ環境で1回分で解きましょう。これによってTOEFLの流れや、自分の苦手セクション、問題などTOEFL試験の全体像を知ることができます。

また自分の現在の点数もある程度把握できるため、今受験したらどれくらい取れて、目指している点数までの距離を埋めるには何をすべきなのかというのがより明確になります。

ちなみにTOEFLの公式問題集は英語版日本語版の二種類出ていますが、内容としてはどちらを選んでも大丈夫です。日本語での解説が見たいひとは日本語版、英語は英語で勉強したいと思っている人は英語版を買うといいでしょう。

ステップ3.各セクションの勉強法を理解し、計画を立てる

第3のステップとして、各セクションに対しての勉強法をしっかりと理解しましょう。

先ほど公式問題集を一回分解いたことによって、自分が何もしなくても解ける部分と、何かしらの対策をしないと解けない部分の切り分けができたと思います。その対策すべき部分に対して、今後どうやって準備していけばいいのかをしっかり理解し、今後の計画を立てる必要があります。

各セクションの勉強法はこちらにまとめていますので、これをしっかり読んで今後の戦略を練ってください。

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ステップ4.正しい勉強法に沿って、問題集を解く(4~5週間)

ここまででTOEFL iBTに必要な英語の基礎知識、自分が取り組むべき課題の把握、それを対策するための勉強法をマスターしました。

あとはこれらをベースに参考書、問題集を使って勉強していくのみです。時間を図り、本番と同じ環境で解くことで実際のTOEFL試験でより力が発揮できるので、一問解いて休憩といった解き方だけはしないように注意しましょう。

オススメTOEFL参考書3選

さて、どの問題集、参考書を買えばいいか分からないという方も多いと思いますので、私が使用した参考書、問題集をざっと以下にまとめました!

全セクション共通

<TPO>https://toeflpractice.ets.org/

これはTOEFLの過去問を、PCスクリーンの本番形式で行える 「TOEFL Practice Online」と呼ばれるものです。

実際にETSが作成し、かつ試験で使用された問題ですので、クオリティとして本番と全く一緒。加えて、パソコンの画面上で練習できるのは大きな利点です。

私も初めてパソコンの画面上で解いた時はかなり読みにくく感じてしまったことを覚えています。なので受験前に必ずパソコン画面上で練習をしておく必要があり、そういった面でもTPOはおすすめです。唯一の難点は値段ですね。一回4000円で結構お高いです。ネットにこっそりこれが落ちてるとか落ちてないとかという話もありますので調べてみてもいいかも(笑)。

リーディング

Longmanのリーディングは本番と比べて英語の難易度のレベルが近く、オススメです。

リスニング

DELTAは本番よりも問題はほんの少し簡単ですが、スピードが本番よりも若干速く、良い練習になるため使いました。

まとめ

今回は私が2か月でTOEFL iBT100点突破を目指した勉強法と、使用した参考書を公開しました。

本記事で紹介した参考書を使用して、4つのステップをしっかりと行えば、初受験で100点を越すことも十分可能です。あとは本気で取り組むかどうか、それにかかっています!

この記事を読んだ一人でも多くの方がTOEFL iBT100点突破を成し遂げることを願っております。

それでは。

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